善仁寺寺報 第35号できました
ようやく善仁寺35号が完成しました。
今号から?今号だけ?
6Pの観音折りで制作しました。前回東京三組組報「縁」11号で挑戦してみた形式です。
A4を単純に3つ折ったサイズではないんですよ。折る分だけ、僅かですがデータも数ミリ幅を短く作るなどの工夫が必要となります。
今回はたっぷりと特集記事スペースを割いて「法蔵菩薩」というテーマで書きました。
ところが印刷会社さんで印刷している1週間で出会った本で『大経』では法蔵比丘と法蔵菩薩と言い方を変えているということを指摘されていました。
よく読み返してみると「確かに・・・」。まだまだ知らないことがたくさんあって、経典を深く読み返す楽しみがあります。
さて、連載中の「仏陀」(生涯と教え)は29回目を迎えて初転法輪の3回目。今回で初転法輪は最終となります。
改めて釈尊が五比丘への教化でとても苦労をされたということを考えてみました。
なるほど、釈尊は五比丘への教化の中で真理を教えとして体系化していくことができたといえるのかもしれません。
寺報には書かなかったのですが、「コーンダンニャがさとった!」と釈尊は繰り返し叫んだといいます。
釈尊のそのあまりの喜びから「アンニャータ」とこれ以後、コーンダンニャ(憍陳如)のことを呼びます。意味は「覚れるコーンダンニャ」という意味だそうです。釈尊にとっても、それだけの大事件だったということでしょう。
さらに、今号の寺報でいよいよ、この善仁寺ウェブサイトのご案内を掲載しました。
更新をさぼらないよう頑張ります。